我が子は裏のお宅の子猫です。
プロフィール
名前：ララ
年齢：１５才 （２０２５現在）
性別：男の子（去勢済み）
毛色：茶黒
性格：穏やか坊ちゃん
主が結婚し、愛知県から三重県の今の住処に越してきた知り合いのいない新天地。当時子どももおらず、田舎で遊びに行くところもなく…、つまりはボッチ。家の周りをうろつく野良猫が多く、人と話すよりも猫と話をしている時間のほうが長かったかもしれない。知り合いと言えばご近所５軒の家族のみ。そのご近所のお宅でララは生まれた。
そのお宅は一匹の猫・フウさんと６人の家族で暮らしていた。いろいろ悩み事はある様子だが、全員おおらかな性格で大雑把な人たちだった。
ララはそのような家庭で生まれた子なのである。
母猫はご想像のとおりフウちゃん。2.5kgほどの小型なキジトラで美猫な顔立ちだったことを覚えている。おばさんが言うには「以前住んでいた家の近くの原っぱにいた子」を連れて帰って飼っていたそうだ。
フウちゃんは気ままに外に出て、散歩や狩りをする。時には自分よりも大きな１ｍ以上の蛇を咥えて歩いていたのを見た時には驚いたものだ。
そして、恋をして身籠ったのである。
父猫は白足袋の黒猫だとおばさんは言った。
ああ、アイツね。その子のことも主は知っている。主は近所によく現れる猫たちに名前をつけていた。呼び名はタビ。やはりあまり大きくなく４ｋｇくらい程度と記憶にある。すこしテリトリーが離れているのか、見かける頻度はあまり高くなく、数回話しかけたが寄ってくることもなく寂しい…もとい、つれない子だった。
そんな二人の性格の良いところを引き継いだ本当に穏やかな子ができあがりました。
